1953年から1995年までダービートライアルとして東京競馬場・芝2000メートルで行われていた重賞競走「NHK杯」が本競走の前身である。短距離適性を持つ馬や、当時はクラシックレースに出走できなかった外国産馬の目標となるGⅠレースを3歳春季に創設しようとする機運が高まり、1996年に東京競馬場・芝1600メートルを舞台にした3歳牡馬・牝馬限定、定量によるGⅠ・NHKマイルカップが新設された。
創設当初は外国産馬の活躍が目立ち、1997年の優勝馬シーキングザパールは翌年フランスでG1・モーリスドゲスト賞を制し、日本調教馬として初めて海外G1を制した。また、翌1998年の優勝馬エルコンドルパサーは同年秋のジャパンカップを制し、翌年フランスでG1・サンクルー大賞優勝、G1・凱旋門賞2着など国内外で輝かしい成績を残した。その後、2004年のキングカメハメハと2008年のディープスカイが本競走と日本ダービーの“変則二冠”を達成したように、春のクラシック競走との結びつきが強まった。近年の優勝馬を見ると、2014年のミッキーアイルが2016年のマイルチャンピオンシップを優勝、2019年のアドマイヤマーズは同年秋に香港へ遠征し、G1・香港マイルにおいてレース史上初の3歳馬による優勝を果たすなど、本競走を優勝した後もマイル路線で活躍を続ける馬が増えている。
※上記JRAレースの歴史より抜粋
東京11R
第25回 ＮＨＫマイルカップ(GⅠ)
東京 3歳 GⅠ
11R 第25回 ＮＨＫマイルカップ
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112 ①シャチ
152◎②タイセイビジョン ※4着
149 ③レシステンシア ※2着
154 ④プリンスリターン
180△⑤シャインガーネット
178〇⑥ギルデッドミラー ※3着
157 ⑦メイショウチタン
137 ⑧サクセッション
167 ⑨ラインベック
144 ⑩ハーモニーマゼラン
184△⑪ラウダシオン ※1着
145 ⑫ボンオムトゥック
148 ⑬ニシノストーム
161△⑭ルフトシュトローム ※5着
165△⑮ソウルトレイン
159△⑯ストーンリッジ
160△⑰サトノインプレッサ
179 ⑱ウイングレイテスト
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※上記左列の数値は砂短指数（参考データ）
※印・予想ファクター・砂短指数についてはこちら
メンバー構成も展開も、毎年大きく様変わりする型の無いGⅠレース。
変わらないのはＡコースのマイル戦、そして例年の高速トラック。
先週の同じマイル戦、3歳1勝クラスのタイムは1分32秒１。9日に行われた未勝利マイル戦では、お世辞にも高いとは云えないクラスのメンバー構成でも1分33秒３。
その他芝コースのレースは逃げ差し関わらず、勝ち馬の上りは軒並み33秒台と、最低限必要な好走条件は確実に馬場適性。
ここをクリア出来なければ入着も無く、ある意味分かり易いレースかもしれません。
砂短（satan）の◎本命馬は「タイセイビジョン」。砂短指数12位、能力指数は1位です。
ポテンシャル、現時点での完成度も高く、能力スコアは③と双璧。
異なる会場、距離、ペースで連対率は100%。スピード絶対値は高く、支える母系に裏打ちされたスタミナはデータからも読み取れます。
朝日杯GⅠ後は、NHKマイルへ照準、前走も完勝で順調度は大きなプラス材料。
コース、距離適正は父母系共に抜群で、特にコース適正に於いては顕著。
内枠からの位置取りは気になるところも、その他減点材料も無く、連軸推奨といたします。
また、人気の一角「レシステンシア」は砂短指数13位の評価、能力スコアは②双璧で認めるところも、順調度で大きな減点材料。
気になるのは下馬評同様の輸送、追切り。2歳女王も、年明けは2戦何れも勝ち星無し。
型を崩した上に、17頭を引き連れてのターゲットを払拭するポテンシャルは無いと判断、無印といたします。
面白いところでは砂短指数4位の「ギルデッドミラー」。
②⑰とも対戦し、共に2着、桜花賞も目指していたポテンシャル、マイル戦での実績、適正はこのメンバーでも確実に上位。
成長曲線も理想で、能力スコアからも不足は無し。頭も十分あるとみて〇対抗評価といたします。
推奨馬の予測勝率24%、予測連対率24%と低め。
予測回収率は386%と妙味十分の見解です。
指数傾向からの馬券セオリーは、単勝、馬連、馬単、三連単複がおススメです。
その他馬券圏内は「シャインガーネット」「ラウダシオン」「ソウルトレイン」「ストーンリッジ」「サトノインプレッサ」で、それぞれ連下の判断です。
買い目につきましては以下掲載いたしますので、よろしければ参考にしてみてください。
【単勝】
1頭目 ②
【馬複/馬単】
1頭目 ②
2頭目 ⑤⑥⑪⑭⑮⑯⑰
【三連単複】
1頭目 ②
2頭目 ⑤⑥⑪
3頭目 ⑤⑥⑪⑭⑮⑯⑰